2024.07.19 研究・成果
河村能人教授
熊本大学先進マグネシウム国際研究センターの河村能人教授らは、従来の汎用高強度マグネシウム合金と比べて1・7倍以上の降伏強さを持ち、難燃性である新たなマグネシウム合金を開発した。河村教授は「今回、キンク強化(結晶が折れ曲がることで変形が起こりにくくなる強化法)が硬質層が材料全体に分散していても発揮できることがわかりました。他の金属材料やセラミックスなどにも展開できるため、新たな学術分野として発展させていきたい」と話している。
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