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2024.07.26 研究・成果

白亜紀のワニ 餌は恐竜やカメか

早稲田大学国際学術院の平山廉教授と早稲田大学データ科学センターの久保泰講師、東京大学大学院新領域創成科学研究科の久保麦野准教授らの研究グループは、久慈琥珀博物館(岩手県久慈市、新田久男館長)と共同で、白亜紀後期(約9千万年前)の久慈層群玉川層からワニ類化石を発見し、その餌の推定に成功したと7月11日、早稲田大学早稲田キャンパス(東京都新宿区戸塚町)で発表した。骨化石の形態から同地層から発見されたワニは現生ワニに近縁なパラリゲーター科で、歯に残された微小な傷(マイクロウェア)の三次元的な分析から魚よりも硬い骨格の生物を食べていた可能性があることが明らかになった。日本のワニ相が白亜紀に現代的なものへと移行したことを示し、日本の恐竜時代の生物相解明につながる成果と期待される。

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