2024.08.02 研究・成果
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の上川内あづさ教授とマシュー・スー特任助教らの研究グループは、ネッタイシマカやヒトスジシマカのオスの聴力特性やメスの羽音への応答行動がこれら近縁種間で分化していることを明らかにしたと発表した。それぞれの種におけるオスの聴覚の特性やメスの羽音への応答行動を調べることでわかった。異種交配を避ける仕組みと考えられる。特定の種類の蚊のみを捕獲するなどして制御するツールの開発につながる成果と期待される。
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