2024.08.09 研究・成果
京都大学医生物学研究所の河本宏教授と川瀬栄八郎准教授、牧野晶子准教授らの研究グループは、藤田医科大学、大阪大学、国立成育医療研究センターと共同で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療用の多能性幹細胞(ES細胞)由来キラーT細胞製剤の開発に成功したと7月30日発表した。京都大学が主導して特許を出願。まずはがん治療でCOVID-19が難治性になった症例を対象に藤田医科大学で臨床試験を行い、5年程度での実用化を目指す。
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