パナソニックは、(一財)人ファインセラミックスセンター、名古屋大学と共同で、将来の電気自動車やハイブリッド自動車に搭載する次世代バッテリーとして期待される全固体リチウムイオン電池について、電池内部のリチウムイオンの動きを放電中に可視化する技術を開発し、その動きを世界で初めて観察することに成功した。未だに実現が難しい全固体リチウムイオン電池の実用化を大きく前進させる技術として注目される。成果は、米国科学雑誌「Nano Letters」の電子版(8月21日)に掲載された。
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