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2025.01.01 人物

【新春インタビュー】日本学術振興会理事長 杉野剛氏       日本の大学院教育「確実に進歩」

 

学術研究は研究者が自らの好奇心に基づいて実施する知的営為だ。世の中には様々な研究があるが、こうした研究が真のイノベーションにつながり、社会の変革を牽引してきた。一方、現状の日本では学術研究を推進するための基盤が脆弱化しており、その結果として、世界大学ランキングや論文指標などから、日本の研究力の低下が指摘されている。こうした学術研究を支えてきた日本学術振興会の杉野剛理事長にお話を伺った。

▼学術の本質は多様性と意外性

「学術」「学術研究」とは、大学という運営の自主性・自律性が広く認められた機関において、「真実を知りたい」「新しいものを見つけたい」といった研究者の知的好奇心に基づいて自由に展開される活動を言う。このため、学術研究には本質的に「多様性」と「意外性」が備わっており、その多様性や意外性の中からノーベル賞のような社会的に大きなインパクトを及ぼす研究も生まれてくる。

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