後藤慎平助教と開発した(ROV)
東京海洋大学海洋電子機械工学部門の後藤慎平助教と国立極地研究所生物圏研究グループの田邉優貴子助教らの研究グループは、第59次南極地域観測隊(土井浩一郎隊長)の公開利用研究として実施した南極大陸の湖沼調査において、小型無人探査機(ROV)に搭載したステレオ視カメラによる湖沼の連続撮影に世界で初めて成功したと発表した。南極の極限環境でも安定的に動作する小型ROVを新たに開発。南極湖沼の底に棲息するコケボウズの分布状況を得ることができる画像情報が得られた。
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