2026.10.23 人物

地球上の生物のキラリティが偏っているのは、なぜなのか。2026年ノーベル化学賞を受賞した硤合憲三東京理科大学名誉教授は、この長年の謎に有機合成化学というアプローチで挑戦し、不斉自己触媒反応を見いだした。硤合博士の研究は、自己の内在的欲求に基づく学術研究の一つのモデルだと言える。研究の原動力となったキラリティに興味を持ったのはいつからなのか、キラリティの謎の解明に手がかりを与える不斉自己触媒反応はどのように生まれたのか、さらに学術研究をより振興するための処方箋などについて、本紙が単独でお話を伺った。
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