参加した高校生は熱心に実習プログラムに取り組んだ。左は日本電子の卓上走査電子顕微鏡。右は日本分光の紫外可視分光光度計
(一社)日本分析機器工業会(JAIMA:中本晃会長)は7月26日、「高校生向け分析機器体験実習JAIMAサマーサイエンススクール2019」を日本科学未来館(東京都江東区青海)で今年も開催した。同イベントは高校生を対象に、技術者のレクチャーと分析機器の操作体験を通して、様々な産業を支える基盤である分析機器・技術への理解を深め、科学技術への関心を高めてもらうことを目的にしている。
会場では佐藤成美氏(東洋大学客員研究員/サイエンスライター)が「美味しさをはかる」をテーマに、食品分野で用いられる分析技術・機器について、参加した生徒全員に対し講演。その後、生徒は1グループ2~3人の19グループに分かれて分析機器を体験した。
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