【はぎうだ・こういち】1963年東京生まれ。明治大学卒業。27歳で八王子市議会議員に初当選。都議会議員を経て、2003年衆議院議員。2007年文部科学大臣政務官、2010年総選挙で落選するも2012年国政に復帰。自民党筆頭副幹事長、総裁特別補佐、内閣官房副長官・内閣人事局長、自民党幹事長代行を歴任し、文部科学大臣に就任。
第4次安倍再改造内閣が発足し、文部科学大臣に萩生田光一衆議院議員が就任した。萩生田氏は、文部科学大臣政務官を経験し、文部科学政策にも明るい。萩生田文科相が科学新聞など報道各社のインタビューに答えた。
--次期科学技術基本計画で特に取り組みたい課題は
第6期科学技術基本計画については、今年4月に総合科学技術・イノベーション会議に諮問がなされ検討が始まっているが、文科省としては科学技術・学術審議会で伴走して検討し、来年3月までにとりまとめを目指したい。9月以降の中間とりまとめに向けては、若手研究者への支援の充実、基礎研究・学術研究の卓越性と多様性の維持・強化、知識集約型の価値創造システムの中核となる大学・国立研究開発法人の機能強化、イノベーションの担い手の育成、デジタル革命に対応した新たな研究開発システムの構築というのが重要。
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