議員連盟「科学技術と政策の会」は、先の拡大役員会の決定に基づき、安倍総理への提言案「危機的な日本の科学技術への抜本的な対応について」を検討するため、10月24日に臨時総会を開いた。臨時総会では、同会の学識協力メンバーを中心にまとめた提言案を報告し、①研究開発力の強化②グローバル科学技術外交の推進③新たな科学・技術・イノベーション推進体制の設立の3項目を内容とした提言と、大型の研究開発・イノベーション補正予算を2019年秋に確保することなどを盛り込んだ当面の対応策について説明した。今後、会合での意見、指摘を踏まえて調整するなどして提言内容をまとめ、11月上中旬には安倍総理の方に提出して同会の代表者らが総理と意見交換していく方向で進める予定だ。
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