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2019.11.29 研究・成果

「レアアース泥 南鳥島周辺の海底から採取」SIP中間報告

採取した泥から分離・回収したレアアース。右は金属を含むもの、左はレアアースだけを精製したもの。

 

日本の排他的経済水域(EEZ)内の海底に眠るレアアースを採掘して、資源大国になれるのか。戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の革新的深海資源調査技術が、中間報告を行った。石井正一プログラムディレクターは「プロジェクト終了までには、賦存量の把握と採掘技術の開発など、商業化に向けためどをつけたい」と話す。
これまでの科学的調査で、日本のEEZ内には多くのレアアース泥が存在しているであろうことは報告されているが、どこに、どの程度の濃度で、どのくらいの量が存在しているのかという、採掘を行うための正確な情報はない。また、海面下6000㍍級の深海底からレアアース泥を採掘する技術は世界のどこにも存在しないものだ。

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