2020.02.28 研究費
感染の拡大が続く新型コロナウイルス感染症を制御するため、長崎大学熱帯医学研究所の森田公一教授・所長を代表とする6大学の研究グループは、アジア感染症研究ネットワークを形成して、新型コロナウイルス感染症のデータを収集し、ウイルス研究やワクチン製造の効率化、迅速診断技術、治療薬開発などを進める。2021年3月まで科研費・特別研究促進費5000万円の配分を受けた。
中国・武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID19)は、アジア地域を中心に感染拡大を続け、1月30日には、WHOから「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」が宣言された。日本でも、1月15日に初の感染者が確認され、その後も感染者は増加の一途をたどっていることからも、COVID19の制御に向けた対策が急務となっている。
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