NECは4月22日、住友商事からベトナム向け地球観測衛星「LOTUSat-1(ロータスサット・ワン)」1機の開発・製造・打ち上げサービス調達と、地上システムの整備、衛星開発プロセスに関する現地人材育成プログラムを一括受注したと発表した。受注額は約200億円。衛星打ち上げは2023年の予定で、ベトナム国家宇宙センターに提供される。衛星システムの海外向け輸出は同社として初めて。
この受注契約は、日本企業がODA基金を活用した初の地球観測衛星案件で、国際協力機構(JICA)の本邦技術活用条件(STEP)に基づいて実現した。
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