2020.05.29 研究・成果
東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健学分野の相田潤准教授らの研究グループは、長期的な健康影響が分からないまま普及してしまった加熱式タバコへの対策の立案のため、どのような人が吸っているのかを明らかにする研究を進め、若者と高所得者に加熱式タバコ喫煙が多いことを突き止めた。
相田准教授によると「従来のタバコは、年齢が高いほど、また所得が低いほど、吸っている人が多い傾向にありました。こうした常識とは異なる結果が出たため、『本当にこれでいいのか』と思いつつ、慎重に検討をしていきました」という。
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