6月27日の講義の様子
早稲田大学では(一社)日本分析機器工業会(JAIMA:中本晃会長=島津製作所代表取締役会長)と共同で、協力講座「素材機器分析評価」が昨年に引き続き開設されている。同講座は同大学大学院創造理工学研究科地球・環境資源理工学専攻の大学院生を主とする理工系全大学院生および創造理工学部環境資源工学科の学部生が対象とされ、素材・材料分野における表面解析、構造解析、濃度解析などに利用される分析機器全般に関して全15回の講義が行われている。開講期間は4月11日~7月25日まで。山﨑淳司教授(創造理工学部)を統括として、JAIMAから派遣された分析機器メーカーや分析会社の研究者・技術者が講師を担当。実例をもとに、機器分析技術の原理やその評価方法、実際の分析時における注意点などを学ぶことができる。
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