2019.08.30 研究・成果
東京医科歯科大学難治疾患研究所の佐藤憲子准教授と同大学大学院医歯学総合研究科の宮坂尚幸教授は、妊婦801例について各胎児の超音波計測を行い、推定される各胎児推定体重に基づく週あたりの成長速度に多様性があることを明らかにしたと発表した。多くの胎児では妊娠30週以降、体重増加速度がほぼ一定になるのに対し、一部では加速あるいは減速することがわかった。今後、その後の健康状態との関連を明らかにすることで先制医療につながる成果と期待される。
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