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2019.12.20 研究・成果

慢性疲労性症候群の血中バイオマーカー発見

三重大学大学院医学系研究科の江口暁子講師、関西福祉科学大学健康福祉学部の福田早苗教授、倉恒弘彦教授、理化学研究所生命機能科学研究センターの渡辺恭良チームリーダー、米カリフォルニア大学サンディエゴ校のアリエル・フェルドスタイン教授らの研究グループは、慢性疲労症候群の診断に使用できる可能性がある血中の細胞外小胞とそのタンパク質(バイオマーカー)を発見した。
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、原因不明の強度の疲労・倦怠感により、半年以上も健全な社会生活が過ごせなくなる原因不明の病気だ。また通常の診断や従来の医学検査では、ME/CFSに特徴的な身体的異常を見つけられず、治療法も確立していない。

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