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2020.02.21 研究・成果

コンクリがれきと廃木材混合 リサイクルで新たな建材に

 

 

左から、大野建設の大野治雄代表取締役社長、東大生産技術研究所の酒井雄也講師、バイオアパタイトの中村弘一代表取締役社長

 

東京大学生産技術研究所の酒井雄也講師、バイオアパタイトの中村弘一代表取締役社長、大野建設の大野治雄代表取締役社長らは、建築物を解体する際に出てくるコンクリートがれきや廃木材を粉砕し、ホットプレス(加熱しつつ圧縮成形)することで、ボタニカルコンクリート(仮称)を製造することに成功した。ボタニカルコンクリートは、新たなセメントを使わないため環境負荷が小さいほか、既存コンクリートよりも数倍高い曲げ強度を持つため、タイルなどの小型コンクリート製品への応用が期待できるという。酒井講師は「今回の成果を応用すれば、土砂と粉砕した植物を混ぜて成形し、建築材料を作ることができるため、途上国支援にも応用できる」と話す。

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