科学技術の進歩に寄与し
豊かな社会発展に貢献する
唯一の専門紙です。
毎週金曜日発行

TOP > 最新記事一覧 > アミロイド繊維 微小重力下では独特の形

2020.06.26 研究・成果

アミロイド繊維 微小重力下では独特の形

衛星軌道上の微小重力下では、アルツハイマー病などの原因となるアミロイド繊維は、独特のかたちになる。自然科学研究機構生命創成探究センター(ExCELLS)の加藤晃一教授、矢木真穂助教、谷中冴子助教らの研究グループは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟での実験で世界で初めて明らかにした。
アミロイド線維は、タンパク質が規則正しく多数積み重なってできる凝集体。タンパク質が集まってできたアミロイド線維であるアミロイドβ(Aβ)が脳内に蓄積されると、神経細胞の変性・消滅が生じ、脳が委縮してアルツハイマー病が発症することが知られている。アルツハイマー病などの治療や予防のために、線維形成の仕組みを正しく理解することが重要だが、その詳細はいまだ解明されていない。

  • facebook
  • twitter
  • Google +
  • はてなブックマーク
  • LINE
  • Mail
  • 202501R7予算セミナー
  • 202410立石財団
  • 202312-202412バイテク情報普及会B案
  • デジタル版・SNW購読募集
  • 202304-202403_PHC
  • 202112-202208日本分光PR-1s/PR-1w
  • 202112-202208日本分光FT/IR-4X
  • 202104-06_サイエンスジャパン
  • カイロジャーナル
THE SCIENCE NEWS
  • facebook
  • twitter
  • Google +
  • はてなブックマーク
  • LINE
  • 購読申込
  • メール