2020.09.04 産学連携
KDDI、KDDI総合研究所、東京医科歯科大学の3者は、東京医科歯科大学のネット依存外来患者に対する実態調査を通じて、スマートフォン依存の調査と解明を行う共同研究を8月25日から開始したと発表した。共同研究では、従来の患者への主観的なヒアリングに、スマホの利用状況など客観的な各種ログデータを組み合わせ、スマホの利用状況を測る客観的な指標を定義し、患者本人や医師とも共有することで、医療機関での治療や治療効果の検証などに活用することを目指す。また、共同研究の成果やデータの分析結果をもとに、スマホ依存の改善・予防アプリの開発にも活用していく。
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