2020.10.16 賞
ノーベル化学賞を受賞したエマニュエル・シャルパンティエ博士(左)とジェニファー・ダウドナ博士
今年の自然科学系ノーベル賞各賞の受賞者が決定した。
カロリンスカ研究所は10月5日、生理学・医学賞を、C型肝炎ウイルスを発見した功績により、米国NIHのハーベイ・アルター博士、英国人でカナダ・アルバータ大学のマイケル・ホートン博士、米国ロックフェラー大学のチャールズ・ライス博士に贈ることを発表した。
スウェーデン王立科学アカデミーが10月6日に発表した物理学賞は、ブラックホールの発見に与えられた。賞金は、英国オックスフォード大学のロジャー・ペンローズ博士に全体の半分、ドイツ・マックスプランク地球外物理学研究所のラインハルト・ゲンツェル博士、米国カリフォルニア大学のアンドレア・ゲッズ博士に4分の1ずつ与えられる。
スウェーデン王立科学アカデミーは10月7日、画期的なゲノム編集技術であるCRISPR-Cas9を開発した、フランス人でドイツ・マックスプランク感染生物学研究所のエマニュエル・シャルパンティエ博士、米国カリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ博士に化学賞を贈ると発表した。
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