2026.07.24 研究・成果

金沢大学医薬保健研究域医学系の山下太郎教授、附属病院内視鏡センター長の鷹取元准教授、附属病院革新的膵がん医療研究開発センターの宮澤正樹助教の研究グループは、早期膵がんの90%を、末梢全血の遺伝子発現パターンによって検出することに成功した。
膵がんは代表的な難治がんであり、国立がん研究センターのがん統計によると2009~2011年の5年生存率は8・5%と極めて低く、最も悪性度が高い。膵がんは、周囲臓器への浸潤や遠隔転移能力が極めて高いため、多くが進行した段階で発見されることから、早期膵がんの診断を行うことは極めて困難である。一方、早期に発見され根治的な治療を受けた場合には、5年生存率が85%以上に達する可能性が報告されており、早期発見が予後改善の鍵になる。
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