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2018.07.06 産業・製品 研究機関

ImPACTでしなやかなタフポリマー実現

プログラム・マネージャーの伊藤耕三氏

 

革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)「超薄膜化・強靭化『しなやかなタフポリマー』の実現」プログラムの伊藤耕三プログラム・マネージャーは6月25日内閣府で、これまでの研究開発状況を総括し、各プロジェクトで原理実証(POC)を達成したと発表した。伊藤PMは「通常の材料開発では、性能同士がトレードオフの関係にある。ポリマーでは硬さとしなやかさを両立することが難しかったが、今回のプログラムでは、薄くても破れない、硬くても脆くない、しなやかなタフポリマーについてトレードオフを打破することができた。また当初の計画では自動車部品のプロトタイプ作製が目標だったが、予定以上に進展したため、コンセプトカーを製作し、9月30日には公表する」という。

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