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2020.10.02 研究・成果

南極海の底で塩分上昇「2010年代に傾向一転」

北海道大学低温科学研究所の青木茂准教授と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の勝又勝郎主任研究員、東京海洋大学、水産研究・教育機構は共同で、オーストラリア南方の南極海の海底付近で加速度的に低くなってきた塩分が、2010年代以降、急激に高くなりつつあることを明らかにしたと発表した。水産庁の調査船「開陽丸」および東京海洋大学の練習船「白鷹丸」の観測結果と過去の観測結果を比較することでわかった。原因として、海域上流側の南極の棚氷の融解が2010年前半に弱まったことが考えられるという。今後も観測を続けることで、変化のメカニズム解明や予測につながる成果と期待される。

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