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2022.01.28 産業・製品

成層圏から地上へ通信「早期実用化へ」エアバス、NTTなど覚書締結

エアバスとNTT、NTTドコモ、スカパーJSATの4社は1月17日、上空約20㌔㍍の成層圏を飛行する高高度プラットフォーム「HAPS(High Altitude Platform Station)」の早期実用化に向けて、研究開発および実証実験の実施に関する協力体制構築を検討するための覚書を締結した。これにより4社は、HAPSの早期実用化に向けた研究開発を今後推進する。
エアバス社が開発を行っているHAPS「Zephyr(ゼファー)」は、機体先端のペイロードと呼ばれる部分に基地局設備などの通信機器を搭載することで、成層圏から地上への通信サービス提供を実現する。これまでにドコモ、エアバスの2社は「Zephyr S」を用いた成層圏と地上間の電波伝搬の実証試験に成功し、HAPSによる成層圏から地上への持続的なネットワーク提供が可能であることを実証している。

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