2024.11.08 研究・成果
日本原子力機構の神谷潤一郎セクションリーダー(左)と開発した真空トランスファーケースを手にする諸橋裕子技術副主幹
特殊な施設で先端材料を表面分析するためには、その材料を真空ポンプをつなげた容器に入れて運ぶ必要があったが、より手軽に運べるようになる。日本原子力機構の神谷潤一郎セクションリーダー、諸橋裕子技術副主幹らは、従来のように真空ポンプを使い続けなくても200日以上超高真空を維持できて、軽量・コンパクトな真空トランスファーケースを開発した。今後、高真空メーカーの東京電子を通じて、製品化を進める。
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