2025.06.27 国際
人工知能研究の成果は、論文誌よりも国際会議での発表が主流となっているが、その世界的な動向はどうなっているのか。科学技術・学術政策研究所(NISTEP)データ解析政策研究室は、人工知能関連のトップカンファレンスである5つの国際会議で、2015~24年の10年間における各発表の情報を解析した。各会議における発表件数は急増しており、米国と中国が増加を牽引しているが、日本の発表件数の増加率は一部の会議を除いて停滞している。予算も人材も限られている中、今後どういった領域の研究を強化していくべきなのか。戦略的な取り組みが求められる。
© 2025 THE SCIENCE NEWS