2026.05.22 研究・成果

東北大学大学院医学系研究科の宮田敏男教授、広島大学、東海大学、レナサイエンスなどは、国際的な長寿コンペティション「XPRIZEヘルススパン」のセミファイナル臨床試験(特定臨床研究)で、比較的健康な高齢者がPAI-1阻害薬TM5614を4カ月内服することで、生物学的年齢が平均2~3歳若返るなど、ヒトの遺伝子、遺伝子修飾(エピゲノム)、タンパク・細胞レベルで抗老化効果を確認した。老化環境を広く改善することで恒常性を取り戻すという、新たなアプローチが成功の鍵となった。研究グループは、8月のファイナリスト選定を経て、日本、米国、サウジアラビア、台湾との国際共同による大規模臨床試験(100人以上)の実施を目指す。
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