2025.06.27 研究・成果
国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所疾病研究第四部の株田智弘室長、酒井了平研究員らの研究グループは、脂肪を分解する細胞内の新しい仕組みを発見し、その働きによって肥満やインスリン抵抗性が改善されることをマウスで示した。肥満や糖尿病に対する新しい治療法や予防法の開発につながる可能性がある。
肥満は、細胞内に中性脂肪などの脂質が脂肪滴として蓄積することで引き起こされ、2型糖尿病、脳梗塞、認知症、がんなど、さまざまな病気のリスクを高めることが知られている。
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