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2022.11.04 研究・成果

タンパク質設計問題解決 名古屋大が数学公式考案          シミュレーションの手間不要に

名古屋大学大学院情報学研究科の時田恵一郎教授

 

名古屋大学大学院情報学研究科の高橋智栄博士後期課程学生、時田恵一郎教授、同工学研究科の千見寺浄慈助教らの研究グループは、シミュレーションや実験をせずにタンパク質設計をするための数学公式を世界で初めて導出することに成功した。必要な機能や薬効を発揮する新しいタンパク質の設計に、今回導き出した数学公式を用いることで、膨大な計算量を必要とするシミュレーションの必要がなくなり、圧倒的に低いコストでタンパク質設計が可能になると期待される。時田教授は「創薬分野で役立てるよう高度化を進めたい。また一般的な逆問題、新素材・新デバイスの設計問題に応用できないか検討している」という。

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