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2024.03.01 研究・成果

うがいで糖尿病が改善 薬用マウスウォッシュで歯周病菌減少    阪大が解明

うがいで生活習慣病の糖尿病が改善する。大阪大学大学院歯学研究科の又吉紗綾特任講師(常勤)、伊藤直人招へい教員、仲野和彦教授らの研究グループは、2型糖尿病患者がクロルヘキシジン配合マウスウォッシュを用いてうがいを行うことで、口腔内に存在する悪性度の高い歯周病菌種が減少するとともに、血糖コントロール状態が改善することを明らかにした。
歯周病は歯茎に炎症が生じる疾患だが、近年、歯周病に罹患することで糖尿病にも悪影響が生じることがわかっている。歯周病は歯周病菌が引き起こすため、歯科医院での治療や、歯磨きやうがいなど家庭での口腔ケアによって歯周病菌を減少させ、抑制できることが知られている。

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