2026.06.26 その他

原子力委員会の会合
RI治療薬や診断薬の開発が世界的に進んでおり、その中には第3相試験に至っているものも多い。そうした中、RI規制が日本の研究開発の足を引っ張っている。
RI法では、一定数量以下または一定濃度以下(下限数量以下)の放射性同位元素については、リスクが極めて小さいことから、規制対象外としている。しかし、α線がん治療薬として開発が進んでいるAt211等の短寿命RIをマウスに投与した後、一定時間が経てば放射能はRI法の下限数量より低くなるにも関わらず、管理区域外に持ち出すことができず、委託解析などが実施できない。ヒト臨床試験前にカニクイザルで実験をすることが多いが、PET4核種(C11、N13、O15、F18)以外を使った場合、飼育施設に戻すことができないため、1頭数百万円のカニクイザルを殺処分するしかない。こうしたことが研究開発を阻害している。
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