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2019.06.07 研究・成果

「児童虐待対応にAI活用」相談所職員の意思決定支援

AIを活用した児童虐待対応支援システムのアプリを説明する高岡研究員

 

産業技術総合研究所人工知能研究センター確率モデリング研究チームの高岡昴太研究員と三重県は共同で、児童相談所による虐待対応を人工知能(AI)で支援する「児童虐待対応支援システム」を開発したと発表した。開発したシステムは、児童相談所の担当職員がタブレット端末のアプリに新規相談を受けて新たに児童のデータを入力すると、既存データの解析結果に基づき虐待の重篤度や将来的な再発率などを即座に提示し、迅速な意思決定を支援する。訪問先でもアプリを通して情報を記録でき、他の職員との情報共有が可能。6月下旬から三重県の児童相談所2カ所で実証実験を開始する。システムはNEDOの委託事業「次世代人工知能・ロボット中核技術開発」の支援で開発された。

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