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2020.06.19 研究・成果

マウスを冬眠状態に誘導 筑波大・理研が成功

筑波大学医学医療系/国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-ⅢS)の櫻井武教授、高橋徹大学院生、理化学研究所生命機能科学研究センターの砂川玄志郎基礎科学特別研究員らの研究グループは、マウスを冬眠に似た状態に誘導できる新しい神経回路を同定することに成功し、この神経細胞群をQ神経(休眠誘導神経)と名づけた。この神経を刺激することで生じる低代謝をQIH(Q neuron-induced hypometabolism)とした。
冬眠中の動物は、正常時と比べて数%まで酸素消費量が低下し、外気温よりも数度高い程度の低体温を呈するが、何ら組織障害を伴うことなく自発的に元の状態に戻る。このように制御された低代謝は、臨床への応用が期待されている。

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