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2020.08.07 研究・成果

持続的なインターフェロン刺激で腸幹細胞の機能低下 東京医科歯科大など解明

記者会見に臨む東京医科歯科大学難治疾患研究所の樗木教授(左)と佐藤講師

 

東京医科歯科大学難治疾患研究所の樗木俊聡教授と佐藤卓講師は慶應義塾大学と共同で、持続的なⅠ型インターフェロン(IFN)刺激が腸幹細胞の枯渇や機能低下の原因となることを明らかにしたと7月20日発表した。IFNシグナルの制御に関わる転写因子IRF2を欠損するマウスなどを解析。これらマウスでは腸損傷を誘導すると回復・再生力が著しく低下し、腸幹細胞の数や働きが低下していることがわかった。IFNシグナルの異常に関わる様々な疾患の治療法開発やメカニズム解明につながる成果と期待される。

 

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