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2022.11.25 その他

論文のオープンアクセス出版拡大 研究成果の周知加速           10大学がシュプリンガー・ネイチャーと転換契約で合意

東北大学、東京大学、東京工業大学、横浜国立大学、福井大学、大阪大学、神戸大学、岡山大学、早稲田大学、東京理科大学は、来年1月から、シュプリンガー・ネイチャーとの転換契約を行うことで合意した。図書館が負担する購読料と、研究者が支払うAPC(オープンアクセス投稿料)を一括して大学側が支払うことで、所属する研究者は、シュプリンガーの2000誌以上について、年間890報を無料でオープンアクセス出版できるようになる。従来よりも総額を抑えた上で、研究のビジビリティが向上することになる。研究大学コンソーシアム(RU)の小泉周・自然科学機構特任教授は「これだけ多くの大学が日本発の研究情報発信のオープン化に取り組むことに合意した意義は大きい。今後、より多くの大学に参加してもらえるよう努力したい」と話している。

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