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2023.04.07 研究・成果

関節リウマチの治療薬期待 自己免疫疾患の病態悪化因子発見 阪大が成果

鈴木一博教授

 

大阪大学免疫学フロンティア研究センターの鈴木一博教授と白井太一朗特任研究員らの研究グループは、免疫制御因子COMMD3/8複合体が自己免疫疾患の病態の悪化に関わることを見いだすとともに、COMMD3/8複合体の働きを抑える化合物セラストロールを同定し、COMMD3/8複合体が自己免疫疾患の新たな治療ターゲットになり得ることを明らかにした。鈴木教授は「セラストロールはマウスでは大きな副作用は見られないが、ヒトの治療では安全に使える濃度範囲が狭い。より適切な低分子化合物を開発するため、中外製薬と共同研究を進めている」と話す。

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