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2023.04.07 研究・成果

雨後に電位変化 キノコ間で情報やり取り? 東北大など野外測定

雨の後のキノコ同士は情報をやり取りしているのかもしれない。東北大学農学研究科の深澤遊助教と長岡工業高等専門学校の武樋孝幸講師、赤井大介本科生、京都大学白眉センターの潮雅之特定准教授(現・香港科技大学助理教授)の研究グループは、森林の地上から発生した外生菌根菌オオキツネタケのキノコ(子実体)に電極を設置し、雨の後にキノコの電気的な活性が変化しそれが維持されることを野外で初めて測定することに成功した。キノコ間での電位の変動パターンに有意な因果関係が確認されたことから、キノコ間で電気シグナル伝達が起こっている可能性がある。

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