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2023.06.23 その他

「感染症対応 抜本的な強化を」学術会議が報告書

新型コロナ感染症に対して、日本は臨床、疫学、基礎研究のいずれに関しても、先行する欧米諸国に大きく後れを取っている。日本学術会議は、報告「感染症パンデミックに対するわが国の平時・緊急時の臨床・疫学・基礎研究の現状と課題」を公表し、健康危機への対応の抜本的な強化が必要だと指摘している。
学術会議が今回の課題について検討を始めたのは2021年8月。22年3月には、臨床、疫学、基礎研究の各分野に加え、情報学、法学、行政、産業界などの関係者14人からヒアリングを行った。その結果、臨床、疫学、基礎研究のいずれにおいても、新型コロナウイルス感染症のパンデミックへの対処に関する課題が明らかになった。

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