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2023.02.10 研究・成果

尿10滴の滴下で脳腫瘍を検知 細胞外小胞の膜タンパク質が新たな指標

名古屋大学大学院工学研究科の安井隆雄准教授、馬場嘉信教授らの研究グループは、未来社会創造機構の夏目敦至特任教授、東京大学大学院工学系研究科の柳田剛教授、長島一樹准教授と共同で、細胞外小胞(EVs)の新しい解析プラットフォームを開発し、このプラットフォームで捕捉するEVsの膜タンパク質の発現量が、脳腫瘍診断の新しい指標として利用可能であることを発見した。
EVsには、がんや病気に関連するmicroRNAや膜タンパク質が含まれるため、がんや病気のバイオマーカーとしての活用が期待されている。多くのEVsは、血液だけでなく尿中でも壊れずに安定して存在している。

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