2026.06.05 研究・成果

大阪大学大学院医学系研究科博士課程の佐藤悠さん、小玉尚宏教授らの研究グループは、切除不能肝細胞がんに対する標準一次治療であるアテゾリズマブ/ベバシズマブ療法について、治療前の血中CA9濃度が治療効果を予測するバイオマーカーになることを明らかにし、さらに、CA9分子が治療抵抗性に関与する可能性を見いだした。
切除不能肝細胞がんに対する薬物治療は、免疫チェックポイント阻害薬の登場により大きく進歩したが、治療開始後、病勢進行を認める症例や、期待されたほどの腫瘍縮小が得られない症例も少なくない。そのため、治療開始前の段階で、治療効果や予後を事前に予測できる実用的なバイオマーカーの確立が強く求められてきた。
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