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2019.11.22 研究・成果

黄砂飛来後に胎盤早期剥離が増加

子供が生まれる前に胎盤がはがれてきてしまう早期剥離の発症機序はよく分かっていない。東邦大学医学部の道川講師、九州大学大学院医学研究院の諸隈教授、国立環境研究所の清水主任研究員らの研究グループは、日本産科婦人科学会が実施している周産期登録事業の登録データを利用し、黄砂が飛来した1~2日後に早期剥離をともなう出産が増加するという関連性を示した。黄砂が妊婦の健康にどのような影響を与えるのか研究を進めることは、早期剥離の発症機序を解明する糸口になる可能性がある。産科婦人科学専門誌BJOGに発表した。

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