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2021.05.21 研究・成果

体液中のエクソソーム形状分布 ガン診断の新指標に有望 九大・名大など成果

血液を採取するだけで、どの部位がガンにかかっているのかを特定できるようになるかもしれない。九州大学先導物質化学研究所の龍崎奏助教、玉田薫教授、名古屋大学大学院工学研究科の安井隆雄准教授、馬場嘉信教授、大阪大学産業科学研究所の筒井真楠准教授、谷口正輝教授、川合知二招聘教授、東京医科大学医学総合研究所の落谷孝広教授らの共同研究グループは、体液中に存在するエクソソーム形状分布が、ガン診断の新しい指標として使える可能性を発見した。龍崎助教は「今回の結果は、物理学や医学など様々な分野の先生方と共同研究させていただくことで得られた研究成果です。今後も多角的な視点をもって、簡単にガンを見つけられる検査技術の確立に取り組んでいきます」という。

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