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2022.08.19 研究・成果

日本の永久凍土 消失の危機

永久凍土は、地中の温度が2年以上連続して0度Cを下回る領域で、北半球陸域に広く存在するが、日本では非常に珍しく、北海道大雪山・富士山・立山など、ごく限られた地点でしか確認されていない。
国立環境研究所の横畠徳太主幹研究員、石崎紀子主任研究員、北海道大学北極域研究センターの岩花剛海外研究員、海洋研究開発機構の斉藤和之主任研究員、末吉哲雄特任主任研究員らの研究グループは、1930年頃から現在までの気候情報から、日本全域で永久凍土が存在しうる場所の推定を行った。その結果、現在の日本では、大雪山・富士山・立山に加えて、北海道の日高山脈・知床岳・斜里岳・阿寒岳・羊蹄山と、北アルプス・南アルプスにも、永久凍土が存在する可能性のある場所があることが分かった。

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