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2023.07.14 その他

空間オミックス情報で疾病の本質理解へ 健康・医療戦略推進本部協議会 東大の鈴木穣教授が提言

健康・医療戦略推進本部の協議会

 

ヒトゲノム解読から20年が経過し、様々なことが解明されたが、同時にゲノムだけでは疾病の根本的な理解や治療などには限界があることも明らかになった。また40塩基配列以上で個人情報になってしまうゲノム情報の取り扱いも課題だ。しかし最近、空間オミックス解析を導入することで研究が新たな段階に進んできた。東京大学大学院新領域創成科学研究科の鈴木穣教授は、健康・医療戦略推進本部の協議会で、ゲノムのような個人情報にはあたらない空間オミックス情報を結節点とすることで、既存のデータ利活用の枠組みを再構築し、オールジャパンでのデータ利活用基盤を構築すべきだと提案した。内閣府の健康・医療戦略推進事務局では、有識者による検討会を設けて、具体化に向けた検討を進める。

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