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2024.11.01 研究・成果

超臨界流体で布を脱色 新たなリサイクル手法 福井大が開発

古くなった服は、リサイクルショップに持って行ったとしても、最終的には捨てられてしまう。布としてリサイクルするにしろ、原料としてリサイクルするにしても、染料を完全に抜かなければならないが、現在の方法ではコストが大きく、布も傷んでしまうためだ。
福井大学繊維先端工学講座の廣垣和正教授、産学官連携本部の堀照夫客員教授は、二酸化炭素の超臨界流体を利用することで、ほぼ100%の脱色を可能にする技術を開発した。二酸化炭素も染料も容易に回収でき、水や溶剤などを使わないため、環境に優しいリサイクルにつながると期待される。

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