2025.01.31 研究・成果
東京科学大学大学院医歯学総合研究科の増子紗代さん(大学院生)と相田潤教授らの研究グループは、余暇活動を開始した高齢者では、開始しなかった高齢者と比べて、その後6年間に死亡率と要介護リスクが有意に低下していることを明らかにしたと発表した。65歳以上の自立した高齢者を対象とした日本老年学的評価研究のデータを解析することでわかった。余暇活動を促進することが高齢者の健康寿命を延ばし、介護予防や社会的孤立の解消につながる可能性が示された。
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